HATSU RAKUGO 1
生まれて初めてのなま落語。
場所は能舞台という、これまた初めて。
久しぶりに会った友人のハマっていることが
落語だったのがことの発端。
彼女のお勧めの落語家のYouTube を見てみたら
何とも面白い。
面白いでは表しきれない面白さ。
なまで観たくなり、彼女に教えてもらった
直近のに行ったのが昨日の舞台。
なまで観て聴く落語は
想像以上に魅力的だった。
ひとりで、扇子一つで、表現される物語は
語り手の芸、それのみが頼りだ。
なんて芸達者なんだろうと
それをも忘れるほど話に引き込まれ
笑い、大笑いし、ぐっと涙も誘われ
胸が熱くなり、あとあとまでじんわりと温かく
余韻を残して楽しませてくれた。
家に帰って夜、湯船に浸かりながらも
話を思い出しニンマリとしていた。
話芸とはこういう事なんだなあ。