2019-04-12 盛りは過ぎれど うららか〜 とつい口をついて出てしまう そんな今日のような日に いつものように愛犬と散歩。 横一列5台停められる近所の駐車場に 車止めを教えるように しだれ桜の木が三本。 花は時を過ぎ、木の半分は新緑になり ピンクと黄緑色を装う枝が 白い雲が浮かぶ薄青色の空を背景に そよ風を受けてゆらゆら揺れる。 明るい色彩に 心踊り 体を覆うあたたかな空気に 心安らぐ。 あまりの気持ちの良さに 幸福を感じ この贅沢な恵みに ちょっとした罪悪感も混じり 必ず去って行くこの日を思うと 哀愁もなきにしもあらず。 もののあはれ 源氏物語でも読んでみるか!