花鳥風月

花、鳥、風、月

の順番にそれらの趣に感じ入るらしく

私は、自分で肌に触れる風を

たまらなく気持ちよく感じているので

もうここまできたと喜んび

ちょっぴり寂しくも思っていた。

そして、相変わらず刻々と変わる空模様に

いつもいつも感動しているのだが、

それにも増して最近は

色々な声でさえずり、

ほぼいつも私より高いところにいて

羽ばたいてどこにでもいける

美しい形をした鳥たちに

魅了されてやまない。

夕方5時頃から帰宅を始めるカラスたちは

遠くに点のように見えていたものが

あっという間に私の目の前をかすめて

我が家の屋根を超えて飛んでいく。

45分くらいかけてみんなの帰宅が終えるようだ。

窓際でただただカラスの飛ぶ様子を見ているのに

気づいた夫は、また始まった的な空気を出そうとしたが

引っ込めて、凄いね、と共感の言葉に変えていた。

人の興味はそれぞれだからね。

庭にいると、うちの家の前の道を地面すれすれに滑走する

カラスを見ることができるが

その姿、スピード、音のかっこよさに鳥肌が立つ。

鳥肌、なんかウケる。

自然ってすごい。

本当に自然ってすごい。

動物も自然だし、自然は自然だし

人間も自然。

人が創れない自然って未知の力。

畏敬。

この言葉、心に、

もっと深いところにしみるね。

 

いや、こういう事じゃなくて

花鳥風月の風まで来てると思っていたけど

鳥だったかも、

または戻ったかも、

と思った、て話。